鉄人・南山栄成会長が偉業を達成!
2023年6月に開催された サロマ湖100㎞ウルトラマラソン において完走を達成しました。
会長の完走はなんと13回連続、まさに鉄人!
やはり日々の鍛錬しか、結果には繋がらないのか
今回はブログ 「南山栄成のウルトラマラソン」 より、記事をお届けさせて頂きます。
サロマ湖100k mウルトラマラソン完結
サロマ湖100kmウルトラマラソン。
サロマ湖の当日のドラマは簡単には話せないぐらいに人間ドラマな1日だ。
先ずは夜中に起き、深夜2時に朝食食べることから始まり、トイレも基本排便完了が大事
そのために何ヶ月前から身体を早朝に合わせて起き、食べ、排泄出来る身体に、
また少し前から食事はカーボローリングで炭水化物を多く取り、体重を2キロはアップしたり、レースは何ヶ月前か始まっている。
今回は下に履いたスパッツがキツく腹を締めつけ、腰痛になりかけて、スパッツを腹下まで下し締め付けを押える工夫したりした、途中20㌔過ぎには腹痛に見舞われてトイレに掛け込み、しかしトイレは2、3人が待ち状態、2、3分待ちトイレへ、和式トイレは屈むのも辛い中の排便するが、水少し飲み過ぎか、下り気味の便は中々スッキリしない、
走りだしても、走る気力が無くなっている状態に、ここから36㌔あたりまでは走り出したり、歩いたり、朝も8時をまわり急激に暑くなり、私だけで無く、皆がペースダウンいや歩く人が多い…
何回もリタイアが頭によぎる。
30㌔のエードで自前の経口補水液のパウダーが効いたのか、走り出すとだんだんと気持ちも変化して、足が動く。
55㌔のエードまででリタイアも考えてた自分がいたが、何とか自分の思うTimeよりは30分は遅れだったが、ここまできたら、途中関門時間切を避けてゴールを目指したいと、気持ち前向かいに。
ここから80㌔までは修行僧のように皆が悶々と自分に向き合って走る、走っている、ぶつぶつと独り言の人、大きな声で自分戦いの人、ほとんどの人は無になり、ゴールだけを目指して脚の痛みと気温に耐えて走っている、男性、女性関係無しに、かぶり水は首からかけて、一回一回冷やして走る。5キロごとのエードはコップを二つ三つと満タンに水、スポーツドリンク、オレンジジュースで潤している、普段では考えられない量だ、
暑さは尋常でない、スタート5時からずっと快晴状態、雲一つない、60㌔を越えた、昼どきは28度以上に温度も上昇
しかし75㌔のエードで再度経口補水液のパウダーを飲み、アミノ酸の補給、そして10㌔ごとのバナナをかじり残り25㌔へ突入、サロマ湖のワッカ大草原をアップダウンと狭い往復の道をひたすら走り続ける、
ワッカ内は水が運べなかったのか、かぶり水もタンクに無く、給水も僅かしかなかった、私はマイ水筒を持ち走っていたのでまだマシでしたが、最悪のレース状態に。それでもワッカ内のオホーツク海からの風は気持ちよく、残り15㌔を後押ししてくれる。
脚は動かず、右足親指は血豆が出来うずきだし、左足裏の万年痛みはここにきて痛みが倍増してくる、あと10㌔足らず、前を向き、ひたすら無になり走り続け、残り3㌔足らずのところで少し足が止まる、
あと少しだけと自分に言い聞かせて身体から脳に信号を送る。あと1㌔足らず12時間は切れそうだ、完走出来そうだと自分に言い。勝手に涙が出てくる。ゴール前で名前を呼ばれてゴールを確信。
長い1日が終わろうとしている。ゴール!
感無量だ!
久々に暑い、暑い一日だったが…
13回連続完走出来たぞ!
完走率は65%、50キロあたりでは900番ぐらいがゴールでは580番まで順位が上がっている、今日の天気の中後半に順位があげられたごとが不思議に嬉しい。
サロマ湖ウルトラマラソン今年も完結。
家族、会社の社員、友人、知人、走る仲間に感謝してサロマ湖をあとにする。